
2026年 度 活 動 方 針
| 1.とりまく情勢 |
(1) 緊張が高まる国際情勢 |
| 2 今年度の基本的な活動 |
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(1)憲法の改悪に反対し、理念の実現と民主主義を守る取り組み 政府・与党による改憲ありきの拙速な議論に反対するとともに国民投票法の動向を注視し、憲法理解を広げて民主主義と人権の確立を求めます。 (2)脅威対向型の防衛政策からの転換を求め、安保法制・安保3文書による軍拡・監視社会に反対する取り組み 安保法制の集団的自衛権の実行を許さず、軍拡を進める安保3文書の撤回を求め、防衛装備移転三原則の見直しに反対します。また社会を監視し私権の制限を強めようとする重要土地調査規制法、秘密保護法、セキュリティ・クリアランス制度(重要経済安保情報保護法)、能動的サイバー防御法、共謀罪の廃止を求め、国家情報会議設置法案に反対します。 (3)ロシアによるウクライナ軍事進攻に反対する取り組み 2月に5年目に突入したロシアのウクライナへの軍事侵攻に強く反対するとともに、国連憲章に依る早期の紛争解決を求めます。 (4)ガザ停戦の確実な実行と維持を求める取り組み 停戦発効後も限定的・散発的に行われているイスラエル軍によるガザへの軍事行動に反対し、恒久的停戦を求めます。 (5)「力による平和」に反対し、法の支配による国際秩序を求める取り組み 「力による平和」を重視する国家安全保障戦略に反対し、国際法に基づく多国間協力を中核に据えた安全保障を求める取り組みを求めます。 (6)日米軍事再編一体化に反対する取り組み 原子力空母の横須賀母港化撤回、相模総合補給廠への米第38防空砲兵旅団司令部の配置撤回、キャンプ座間の米陸軍と陸自総体との日米共同部廃止、横浜ノースドッグの米軍揚陸艇部隊の配備撤回、自衛隊と在日アメリカ軍の連携強化のための指揮統制体制の見直し等、日米軍事再編一体化に反対します。また「いずも」の空母化とF35の自衛隊機配備と飛行訓練、海上自衛艦へのトマホークやSM3配備等敵基地攻撃能力の保有と日米共同の「統合防空ミサイル防衛(IAMD)」に反対し、基地関係者の働く場の確保を前提に、基地の縮小・撤去を求めます。 (7)第五次厚木基地爆音訴訟控訴審の勝利に向けた取り組み 厚木基地の違法爆音と岩国への国内たらいまわしを許さず、オスプレイの定期整備と訓練拠点化、自衛隊機のジェット化に反対し、飛行差し止めを含む第五次爆音訴訟控訴審勝利にむけた支援・運動を強化します。 (8)ヘイトスピーチを根絶させ、地域社会に差別と排外主義が広がる事を許さない取り組み 性別や性的少数者、高齢者、障害者、本邦外出身者等に対する差別に反対して取り組みます。 (9)被爆81周年を迎える原水爆禁止運動等核軍縮・核廃絶の取り組み 核兵器禁止条約の締結等核兵器の廃絶を求め、原水禁とともにとりくみを進めます。 (10)脱原発、核燃料サイクル計画の放棄等エネルギー政策の転換を求める取り組み 政府が進めている運転期間の延長や原発のリプレース(建て替え)、新型原発の開発・建設等原発の積極的活用路線に反対します。またトリチウム汚染水の海洋放出の中止を求めるとともに、福島原発事故の刑事訴訟については、原水禁とともにとりくみをすすめます。 (11)歴史修正主義に反対する取り組み 加害の歴史をふくむ真実に基づく歴史認識を擁護し、北東アジア非核化等平和共存、対話と信頼、軍縮をめざす平和政策確立にむけた取り組み、関東大震災時における朝鮮人虐殺事件をなかったものにしようとする動きや強制連行を否定する動き等、歴史歪曲の動きに反対します。 (12)平和運動センターの組織強化に向けた取り組み 「戦争をさせないかながわの会」をはじめ、連合神奈川や「県民のいのちとくらしを守る共同行動委員会(いのくら)」等他の平和・人権運動団体との連携強化を図り、組織を強化します。 |
| 3 具体的な行動 |
| (1)「戦争をさせないかながわの会」を結集軸として、憲法前文・第9条の改悪、「緊急事態条項の創設」や「衆議院議員任期延長」などの改憲に反対し、違憲の安保法制の適用阻止と撤廃に取り組みます。 @ CM規制(財源上限やネット広告、そのファクトチェック等)や、最低投票率の無い国民投票法の問題を追及し、憲法「改正」原案づくりに傾斜する憲法審査会の審議に反対します。 A 憲法についての理解と議論を深めるため、憲法地域講座を取り組みます。 B 「憲法理念の実現をめざす第63回大会」(護憲大会)の成功に向け取り組みます。 C 天皇制を利用しての国民意識の統合、「国家主義」の強化等の策動に反対します。 D 有事法制・国民保護法制を発動させないよう取り組みます。 E 安保法制違憲訴訟のとりくみを今後に生かし、集団的自衛権行使等、違憲の安保法制の適用に反対し、その撤廃をめざして取り組みます。 (2)防衛装備品移転三原則の改定と殺傷兵器の輸出解禁に抗議し、「安保3文書」の具現化による戦争をする国づくりに反対して取り組みます。 @ 重要土地調査規制法による反基地運動等の市民活動への監視、調査に反対するとともに、特定秘密保護法や共謀罪等弾圧立法の問題点を明らかにし、廃止を求めます。 A 他国に脅威や威圧を与える軍事装備品の新たな配備・技術開発の凍結と、殺傷能力を伴う武器輸出に反対します。 B 反撃能力という名の敵基地攻撃能力反対に取り組みます。 C スパイ防止法関連法制の制定、推進に反対します。 D 増大する防衛予算や専守防衛を逸脱する防衛装備に反対し、街宣行動等に取り組みます。 (3)反核・原水禁の運動を強め、「脱原発社会」をめざします。 被爆81周年、「核なき世界」にむけて「原水爆禁止日本国民会議(原水禁)」に結集し、「核兵器禁止条約」への日本の批准、被爆者援護法改正等反核・軍縮・原水爆禁止の運動を進めます。 @ 被爆81周年原水爆禁止世界大会に参加します。派遣団結成・学習会を開催し、被爆者カンパや子ども代表団の参加、高校生平和大使派遣事業に協力します。 A 県内平和行進は7月21日〜24日の間とし、熱中症の対応を考慮し、地域の連帯活動として取り組みます。 B 非核三原則の堅持を求めて取り組みます。 C 核兵器禁止条約への日本の批准を求め、戦略核兵器および中距離核兵器全面廃絶に向けた運動をすすめます。 D 米、露、中、英、仏の核兵器廃絶を求め、同時に北朝鮮、イスラエル、イラン、インド、パキスタン等の核開発、核拡散に反対し行動します。またロシアによるウクライナ侵攻やアメリカ・イスラエルのイラン核施設への攻撃を糾弾します。 E 福島原発事故の被害実態と避難措置解除の問題性を明らかにし、被爆者の援護・連帯をすすめ、速やかな情報開示と実効ある補償を求めます。 F 原水禁国民会議や「ストップ プルトニウム神奈川連絡会」等と連携し、脱原発、核燃料サイクル政策の放棄を求めて取り組みます。また「さようなら原発1000万人アクション実行委員会」の活動に参加します。 G 核燃料再処理施設をはじめとする核サイクル政策の放棄を求めます。 H 原発新増設に反対し、老朽原発の即時廃棄、プルサーマル計画に反対し、原発の再稼動阻止に総力をあげます。JCO臨界事故27周年、水爆実験被災73周年ビキニ・デー集会に参加します。 I 原子力空母の核動力等の情報公開を求めるとともに、少なくとも原災法並みの地域防災体制の確立を求めます。また、米原子力艦船の防災対策の不備を明らかにします。 J 福島原発事故に関する様々な課題について、原水禁とともに取り組みを進めます。また汚染水(ALPS処理水)の海洋放出に反対、中止を求めます。 K 原発の再稼働阻止と老朽原発の廃炉、新規原発の建設中止を求め、原水禁と連携し取り組みます。 L 核燃料サイクルの断念と六ヶ所再処理工場等の建設中止を求めます。 M 大間原発や上関原発等の新規原発の建設中止を求めます。 N 全国に広がる高レベル放射性廃棄物処分場誘致の動き対し、原水禁と連携して取り組みます。 (4)軍事基地強化を許さず、基地の撤去・縮小を求めて取り組みます。 横須賀を「母港」とする原子力空母の軍事行動面と原子炉事故の可能性の両面での危険性を明らかにし、配備撤回のたたかいを強化します。また空母随伴艦(イージス艦)の配備強化に反対します。 @ 空母母港化53周年抗議、原子力空母の配備撤回を求める全国集会を三浦半島地区労センターと共催して横須賀ヴェルニー公園で開催します。 A 「いずも」「かが」の空母化とステルス戦闘機F-35Bの配備に反対します。また海自イージス艦、トマホーク配備に反対します。 B 安保法制による集団的自衛権を体現した多国間共同行動、共同訓練に反対します。 C 相模総合補給廠への第38防空砲兵旅団司令部の移設撤回を求め、米軍のミサイル防衛(MD)機能のもとにはかられる補給廠の機能増強に反対して、「基地撤去をめざす県央共闘」「相模補給廠監視団」等現地の団体と連携してすすめます。 D キャンプ座間の陸上総隊司令部日米共同部の撤去を求めます。 集団的自衛権行使を具現化した日米陸軍部隊の共同機能を告発するとともに、基地の縮小・撤去を求めます。これらの運動を「米陸軍第一軍団の移駐を歓迎しない会」等現地の団体と連携して取り組みます。 E 横浜ノースドックの米軍揚陸艇部隊配備等の機能強化に反対し、また「米軍池子地区返還横浜市民連絡会議」と連携して、池子住宅地区及び海軍補助施設の状況把握と返還運動に取り組みます。 F 横浜開港祭等を通じた自衛艦、米海軍艦船の宣伝活動や生徒、児童への自衛隊体験学習や自衛隊員募集にかかわる名簿提出の強制等に反対し取り組みます。 G 県内の米軍・自衛隊基地の縮小・返還を求め、日米地位協定条文の抜本改正と基地従業員・関係者の雇用確保に取り組みます。 H 基地から検出される有機フッ素化合物(PFAS)等の有害物質の使用、保管状況について、国や地方自治体が基地内の調査を実施できるよう求めます。 I 「9.27ジェット機墜落事故の教訓を継承する連絡会」や「米軍池子地区返還横浜市民連絡会議」と連携し、事故を風化させない取り組みを進めます。 (5)厚木基地の違法爆音の解消、第五次訴訟控訴審の勝利をめざし、自衛隊ヘリ部隊等の増強に反対して取り組みます。また、「オスプレイ配備と低空飛行に反対する東日本連絡会」との連携を強化し、欠陥機オスプレイの配備、飛行訓練と定期整備の稼働に反対します。 @ 厚木基地爆音防止期成同盟の運動の歴史と過去の裁判闘争の成果を共有化し、第四次裁判において横浜地裁、東京高裁が下した自衛隊機の飛行差し止め内容を米軍機にも適用させる課題等、裁判闘争を支援します。 A 第五次厚木基地爆音訴訟における専門家証言で明らかにされた軍用機騒音の影響の大きさと対策の強化の必要性に関する提言を全国基地訴訟と共有し、防衛省に対しその実現を求めます。 B 厚木基地での米軍CBRN訓練、PAC3展開訓練、日米の投下訓練等基地の多用途化、F35戦闘機の展開、そして大型化するC2輸送機配備等、基地の機能強化の動きに反対します。 C 米空母艦載機部隊の岩国移駐と自衛隊機の厚木基地移駐に反対し、対潜哨戒機・P-1配備に抗議し、「4・6文書」の遵守を求めます。 D 欠陥機オスプレイの配備撤回と、オスプレイの運用にかかわる定期機体整備(木更津駐屯地および厚木基地)、佐賀空港新設工事等の事業中止を求めます。 E オスプレイに限らず米軍機の事故が頻繁に発生し、また日本国内における市街地上空で低空飛行等危険な飛行を繰り返しています。日本での米軍機の飛行訓練等は、指定された空域以外でも行われており、米軍機の飛行に特権を与えている日米地位協定の抜本的な改定、航空法の適用除外規定の見直しを求めます。 (6)平和共存、対話と信頼、軍縮を目指す平和政策の確立を求めます。また「人間の安全保障」理念の確立と周知活動をすすめ、戦争・紛争の根源となる地球上の貧困と差別の根絶、国際交流・連帯の強化、排外主義の克服、政治的表現の自由と確保、環境の保全をめざして取り組みます。 @「従軍慰安婦」「強制連行」教科書記述変更の閣議決定に反対し、歴史を改ざんする教科書が採択されないよう取り組みます。また、道徳の教科化の問題点を追及し、教科書内容と「教育勅語」復活の動きへの監視を強めます。 A 日朝間の国交正常化・拉致問題の平和的解決を求め、中国・韓国等アジア諸国の友好連帯を深める活動をすすめます。他方、香港やミャンマーなどの市民の抑圧、弾圧に反対します。 B 朝鮮人等の強制連行等戦後補償の取り組みや「日朝国交正常化全国連絡会、同神奈川県民の会」の活動に参加します。 C 政府が「文書が見当たらない」と回答している関東大震災朝鮮人虐殺事件の真相究明を求めるとともに平和フォーラムと連携し、植民地主義とそこから派生する外国人差別、人権侵害の払拭をめざします。 D 日本学術会議任命拒否問題を究明し、法人化が進められている学術会議の動向を注視します。 E 日の丸・君が代の強制に反対するとり組みや教科書採択の民主化を求める運動と連携します。また「国旗損壊罪」を新設する法案については、表現の自由を侵し、国家への敬意を事実上強制する結果になりかねない事から、反対します。 F 「12・8不戦を誓うかながわの会」を開催し、戦争体験を風化させないよう取り組みを進めます。 G 普天間基地の即時閉鎖、辺野古新基地建設反対等、沖縄の基地負担の解消を求める取り組みに参加します。 H 神奈川人権センターと連携して、あらゆる人権の確立をめざします。特に、神奈川朝鮮学園への高校無償化、幼保無償化の適用と、生徒、保護者への補助金の再開を求めます。 I 日本第一党等によるヘイトスピーチ、ヘイトクライム根絶の活動を推進します。差別を根絶する実効性のある自治体条例の制定を求めます。 J 右翼と警察が一体となって行なっている全日建・関西生コン支部に対する不当弾圧に抗して、その支援運動を取り組みます。 K 政治的表現、集会への参加等個人の社会活動の自由と、公的施設利用の権利を守ります。 L 発がん性の恐れが指摘される化学物質「PFAS」等が、基地由来だけではなく、国内の河川や井戸水から検出されている事から、水質検査等により汚染の実態を明らかにするとともに、対策を求めて取り組みます。 (7)平和運動センター組織・運営の強化をはかります。 @ 全国基地問題ネットワークや平和運動センター関東ブロック連絡会、「いのくら」共同行動委員会、歴史教育を考える市民の会等県内外の平和運動団体・市民団体とのネットワークを強化します。 A 連合神奈川等労働組合との連携をすすめ、労働組合等団体会員の拡大をはかります。 B 政党や各級議員、労働組合・団体の各OBOG等への働きかけを強め、個人会員の拡大、推進と会員・運動団体との情報交流を積極的にすすめます。 C 役員会議・事務局会議・幹事会の積極的かつ有効な開催に努め、平和運動センター財政健全化の具体的取り組みを進めます。 D ホーム・ページ http://kanagawapeace.jp/の改善、充実を図ります。 |
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